六曜 / せんぶ

先負の意味

六曜の先負は「先んずれば負ける」とされ、午前が凶、午後が吉と伝えられてきた日です。急がず静かに過ごし、勝負ごとや急用を控えて午後から動くとよいとされる背景と、日取りの考え方を解説します。

先負は「先んずれば負ける」の意で、焦らず構えるのがよいとされる日です。午前は凶、午後が吉とされ、急がず静かに過ごす日と伝えられています。

先負の意味

先負は「先んずれば負ける」の意味を持つ六曜の一つで、「せんぶ」のほか「さきまけ」「せんまけ」とも読まれます。先勝と対をなす日で、先を急ぐより一呼吸おいて構えるのがよいとされてきました。勝負ごとや公事(おおやけの争いごと)を避け、平静に過ごす日と伝えられています。

時間帯ごとの吉凶

先負は午前が凶、午後が吉とされています。先勝とちょうど逆の時間配分で、吉とされる時間帯が一日の後半に寄っているのが特徴です。時刻を気にする場合は、大事な用事や新しい動きを午後に回すと、伝承の上では落ち着いて臨める組み立てになります。

向いている行事・日取り

先負の日は、勝負ごと・訴訟・急ぎの契約といった、争いや競り合いを含む事柄を避けるのがよいとされてきました。一方で午後は吉とされるため、結婚式や祝いの席も午後開始であれば差し支えないと考えられています。急がされない予定、たとえば午後からの顔合わせや打ち合わせなどには組みやすい日です。

先負の日の過ごし方

先負の午前は、新しいことを仕掛けるより、身の回りを整えたり考えごとをまとめたりする時間にあてるとよいとされています。午後に入ってから連絡や手続きを進める、という一日の組み立てが先負らしい過ごし方です。焦って結論を出さないこと自体が、この日の伝承が伝えてきた知恵ともいえます。

六曜の並びと先負の位置

六曜は先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の順で循環し、旧暦の月と日から機械的に決まります。先負は3番目に巡る日で、旧暦3月と9月は朔日(1日)が先負から始まります。新暦のカレンダー上では旧暦の月替わりのたびに並びが飛ぶことがありますが、これは暦の仕様によるものです。

よくある質問

Q. 先負の吉の時間帯はいつからですか?

午前が凶、午後が吉とされています。正午を過ぎてから大事な用事に取りかかるのが、先負の伝承に沿った時間の使い方です。

Q. 先負に結婚式や入籍をしてもよいですか?

午後は吉とされるため、午後に始まる式や午後の届け出であれば差し支えないと考えられています。六曜は目安であり、当人の都合を優先して問題ありません。

Q. 先負の読み方は「せんぶ」ですか?

「せんぶ」が広く使われますが、「さきまけ」「せんまけ」「せんぷ」と読まれることもあります。いずれも「先んずれば負ける」の意味に変わりはありません。

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