算命学 / 十二大従星 / てんきせい

天貴星の意味

算命学の十二大従星のひとつ、天貴星(てんきせい)は、すくすくと育ち学びはじめた子どもの姿に重ねられた星とされ、汚れを知らない純粋さ、吸収の早い向上心、生まれ持った品のよさを象徴すると伝えられてきました。天貴星の気質と、日々への活かし方を解説します。

天貴星は、学びはじめた子どもに重ねられたエネルギーの星で、まっすぐな向上心と吸収の早さ、幼くしてどこか気品を漂わせる長子の風格を象徴するとされています。

この星の本質

天貴星は、人の一生を12段階になぞらえた十二大従星のうち、すくすくと育ち、世界を学びはじめた子どもの時期に当たる星とされます。見るもの聞くものを素直に吸収し、正しいことをまっすぐ正しいと信じる。その汚れのない向上心が天貴星の本質で、教えられたことを疑わず身につけていく吸収力と、伸びようとする意欲に満ちたエネルギーの質と伝えられています。

性質と象徴

天貴の「貴」は、生まれながらの品位を指すと語られます。この星は、家を継ぐ長子の風格に重ねられることが多く、幼いながらもどこか折り目正しく、責任を自覚した立ち居振る舞いの象徴とされてきました。規則や道理を重んじ、ずるや不正を嫌う正義感。年長者から可愛がられ、引き立てを受けやすい徳。そうした育ちのよさが、この星の持ち味として数えられます。

この星を持つ人へ

天貴星を持つ人は、学ぶことへの素直な意欲と、周囲から信頼される折り目正しさに恵まれるとされます。その半面、正しさへのこだわりが強く、融通の利かなさや、失敗を恐れる優等生気質に傾きやすいとも言われます。正解のない問いに出会ったときこそ、この星の成長の節目です。間違えることも学びのうちと構えられるようになると、持ち前の向上心はより大きく伸びていくと伝えられています。

日々への活かし方

天貴星の象徴は、学びと積み上げの営みと相性がよいとされます。新しい分野の基礎を体系立てて学ぶ、資格や段位のように成長が形になる目標を持つ——そうした取り組みにこの星の吸収力が生きます。また、正しい姿勢や丁寧な所作を保つことが気力の張りにつながる星とも伝えられます。学んだことを年下や後輩に教える機会を持つと、長子の風格が本来の形で発揮されるでしょう。

算命学での位置づけ

陽占の人体星図では、十二大従星が左肩(初年期)・左足(中年期)・右足(晩年期)の3箇所に配され、天貴星が出た部位の時期に、この星の質が強まると読みます。天貴星は十二運の「長生」に当たり、エネルギー点は12段階中の9点。安定して伸びていく高めの点数で、素直な吸収と成長がそのまま力になる質のエネルギーと伝えられています。

よくある質問

Q. 天貴星はどんなエネルギーの星ですか?

学びはじめた子どもの時期に重ねられた星で、素直な向上心と吸収力の星とされます。エネルギー点は9点と高めで、成長がそのまま力になる質と読まれます。

Q. 天貴星の「貴」にはどんな意味がありますか?

生まれながらの品位を指すと語られ、長子の風格、折り目正しさ、年長者から引き立てられる徳の象徴として、この星の名に重ねられてきました。

Q. 天貴星の人が気をつけることはありますか?

正しさへのこだわりから融通が利かなくなりやすい点とされます。失敗も学びのうちと構えることで、持ち前の向上心がさらに伸びると伝えられています。

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