算命学 / 十二大従星 / てんなんせい

天南星の意味

算命学の十二大従星のひとつ、天南星(てんなんせい)は、社会へ漕ぎ出したばかりの青年の姿に重ねられた星とされ、恐れを知らない前進力、若さゆえの批判精神、現状を打ち破る情熱を象徴すると伝えられてきました。天南星の気質と、日々への活かし方を解説します。

天南星は、社会へ漕ぎ出した青年に重ねられたエネルギーの星で、真昼の太陽のような勢いと、現状に噛みつく批判精神、失敗を恐れない前進力を象徴するとされています。

この星の本質

天南星は、人の一生を12段階になぞらえた十二大従星のうち、大人の入り口に立った青年期に当たる星とされます。体力と気力が満ち、世の中の矛盾がやたらと目につき、黙っていられない。まだ失うものが少ないからこそ、誰もためらう場所へ真っ先に踏み込める。その若さの勢いが天南星の本質で、現状を打ち破って前へ進む突破力を帯びたエネルギーの質と伝えられています。

性質と象徴

天南の名は、南中する太陽——空の最も高い場所へ向かって昇っていく真昼前の日射しに重ねて語られます。強く、まぶしく、影を作らない光。そこから天南星は、隠しごとのない率直さと、理不尽への反骨、先頭を切る勇気の象徴とされてきました。目上に対しても物おじせず意見をぶつける気風は、若さの生意気とも、組織を若返らせる新しい風とも語られます。

この星を持つ人へ

天南星を持つ人は、逆境でひるまない前進力と、おかしいことをおかしいと言える気骨に恵まれるとされます。その半面、批判が先に立って角が立ちやすく、身近な相手ほど衝突しやすいとも言われます。噛みつく価値のある相手と課題を選ぶこと。そして批判には必ず代案を添えること。その二つを覚えると、若さの勢いはただの反抗ではなく、周囲が頼りにする改革の力として認められていきます。

日々への活かし方

天南星の象徴は、開拓と挑戦の営みと相性がよいとされます。誰もやりたがらない難所に手を挙げる、新規の立ち上げを担う、成果がはっきり出る勝負の場に身を置く——そうした場面でこの星の突破力が生きます。守りに入ると勢いが淀む星とされますから、安定した時期にも小さな挑戦を絶やさないこと。悔しさを燃料に変えられるのもこの星の才覚と伝えられています。

算命学での位置づけ

陽占の人体星図では、十二大従星が左肩(初年期)・左足(中年期)・右足(晩年期)の3箇所に配され、天南星が出た部位の時期に、この星の質が強まると読みます。天南星は十二運の「冠帯」に当たり、エネルギー点は12段階中の10点。押し出しの強い高い点数で、目標へ向かって攻めるときに最も力が出る質のエネルギーと伝えられています。

よくある質問

Q. 天南星はどんなエネルギーの星ですか?

青年期に重ねられた星で、前進力と批判精神を帯びた勢いの星とされます。エネルギー点は10点と高く、攻めの局面で最も力が出る質と読まれます。

Q. 天南星の人は反抗的なのでしょうか?

理不尽に黙っていられない気骨の星とされます。批判に代案を添えることを覚えると、角の立つ物言いが改革の推進力として信頼に変わると伝えられています。

Q. 天南星と天将星はどちらが強い星ですか?

点数では天将星が12点で最大ですが、優劣ではなく質の違いです。天南星は先頭を切って攻める若さの力、天将星は全体を背負って統べる頂点の力と読まれます。

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